日記

生きる基礎となる部分が軟弱な子に必要なもの

チヨちゃんは生後2ヶ月になる前に迎えて、大事に大事に育ててきた。

とらじは生後1ヶ月前後で保護されて、チヨたみが通っていた美容院に預けられ、一度はトライアルに出て戻されたこともあるものの生後2,3ヶ月くらいの頃に我が家に来て、大事に大事に育ててきた。

たみちゃんは生後半年までペットショップにいて、私が見たほんの一部分だけでもひどい扱いを受けていたので相当惨めな思いをしてきたのだろう。

テツ子は生後半年前後の頃に私が外で拾った。

4匹とも今では普通に穏やかに暮らしているけれど、たみちゃんとテツ子はふとした時に表情が曇ったり、情緒不安定になる。

たみちゃんは私が少しでも子供を叱ると怯えてガタガタと震えるので、私は他の誰でもないたみちゃんのために笑いながら怒るスキルを身につけた。

テツ子は最近、チヨちゃんの要介護度が上がったのと、とらじの腎結石対策で自分以外ばかりが構ってもらうことに不満というよりも不安を感じているようだ。

チヨちゃんを寝かせたり、とらじに水を飲ませて、たくさん褒めて、ふとテツ子を見ると上目遣いでジーっとこちらを見ている。
隙さえあればチヨちゃんにちょっかいを出そうとするし、とらじには掴みかかっていく。

人間だったら、たみちゃんとは違ってテツ子は不良になるタイプだ。

そのことに気付いてからは出来るだけテツ子の名前を呼び、姿を見る度に「テッちゃん可愛い。お利口さん。」と声をかける。

遊んでほしそうな時は出来るだけ遊んでやる。
最近のブームは謎の駆け引き。

意識してテツ子を構っていたら、明らかに表情が穏やかになり、問題行動が激減した。
元々ちょっとしたいたずらが好きな子なので、ちょいちょい何かやってはいるが…。

過去の記憶

テツ子は、3年前の昨日拾ってきた。
懐かしく思いテツ子と初めて外で出会った時の動画をテツ子と一緒に見たのだが、それがちょっと間違いだったようで…。

私にとっては少し幼いテツ子の懐かしい動画なのだが、もしかしたらテツ子には、この時の自分の言葉が理解出来たのかもしれない。

この動画を見た時を境に、私にベッタリ。
家中追いかけまわして、トイレも一緒。お風呂も私が出てくるまでドアの前で鳴きながら待っていた。

ただの甘えん坊ではなく、テツ子の目は不安でいっぱいだった。

人間も他の動物も、生きる基礎となる部分が軟弱な子は、ふとした時に崩れてしまわないように支えてやらねばならない。
とはいえ支えすぎるのではなく、基礎がしっかりと固まるまでの間の枠組みとして、愛情を注ぎ、その子の成長や心の変化を見守り続けることが保護者としての務めだと私は思う。

分かっていたはずなのに今日はやっちまったな…。