独り言

お母さんは泣かない

思い返してみると、チヨたみの事を思って泣いたのは、長女が犬アレルギーになってしばし別居を余儀なくされた(一時的に実家に預けた)時と、たみちゃんが死んじゃった時だけ。

たみちゃんが膵炎になった時も、腎臓病になった時も、余命宣告された時も、チヨちゃんの膀胱の出来物がもしかしたら悪性かもしれないと言われた時も一切泣かなかった。
動揺したし、ショックは受けたけれど。

ピンチになると思考停止するタイプの人も多いと思う(母がそう)けれど、私の場合はどうも脳みそが高速回転を始める模様。

これは犬の飼育に限らず人間の子供の病気の時だったり、急な異変の応急処置の時だったり、犬や子供に関係ないところで言えばつい先日の疑惑(「奥様に知られてはいけない案件疑惑」)の際も「さて、どうしてくれようか」とホテルの人と電話で話しながらも証拠保全やうまい立ち回り、どの先生に相談しようか(私の仕事は法律事務所の関係)など妄想がどんどん膨らんだ。

傍から見ると冷淡な人間に思われることがある。
どうして泣かないのか、どうして取り乱さないのか、そんなに大切じゃないのかと。

大切だから今すべきことがある。
大好きな存在は笑って抱きしめて、頭ん中は超高速回転。

それが私が思うお母さんの役目。