独り言

手作りにこだわる必要はないって話【老犬には老犬の栄養を】

チヨは2歳の時にシュウ酸カルシウム結石が出来て、開腹手術をした。

↓取り出した結石

術後、再発予防のために勧められた処方食では激しい下痢をしてしまい、それならと勧められた胃腸用の処方食ではシュウ酸カルシウムやらストルバイトやらの結晶が再発。

市販のドッグフードでも同じ状態。

もうドッグフードはダメだ…と、始めたのが半手作り食。

「半」というのは、毎日きちんとした食材を調達&調理するほどの手間を料理にかけたくないという自分の仕様を十分に自覚しているので、フリーズドライの野菜を利用して、毎日用意するのはタンパク質とオイル、サプリメントだけという形にした。

一番の目的はシュウ酸カルシウム結石の再発防止だったので、自分の中で試験期間を設け、タンパク質と野菜のバランスはかなり気を使った。
期間中にうまくいかなかったら、また療法食に戻す覚悟で。

毎日オシッコのpHを測定し、どうにかチヨに最適なバランスを見つけた。
あとはオシッコをたくさん出して常に膀胱を綺麗にしてほしかったから、水分は多めに。

半手作りご飯は、3歳から16歳になった頃まで続けた。

食事が関係する病気には一度もかからずに、お腹の調子が悪くなるのは長時間の留守番などストレスが原因となる時だけ。
結晶や結石の再発もなく、pHも常に安定。

14歳のチヨはこんなにピッチピチのフッサフサ。

15歳のチヨちゃんもお手は嫌々だけど若い。

だからチヨには半手作り食が合っていたんだなって思う。

チヨが16歳の時、足に衰えが見え始めたり、消化や嚥下がうまく出来なくなったり、これまでと同じものを食べていても体重が減るようになった。

健康な成犬のご飯は半手作り食でも良いけれど、栄養面でのサポートが必要な老犬の食事を作るほどの知識はないし、これからまた勉強する余力もない。
それに苦手な食事作りよりもチヨたみの生活の介助に時間を使いたかったので、思いきってドッグフードをメインで食べさせることに決めた。

老犬なので手当たり次第試して消化器官に負担をかけるのは嫌だったので、ある程度吟味して、いくつか試した中でチヨのお腹に合っていたのが現在食べさせているロイヤルカナン消化器サポート低脂肪とスペシフィック高消化性CIW。
ロイカナは今後産地が変わるなら別のメーカーに変えると思う(小声

それに疾患や加齢による体調の変化に合わせたサプリメントを足し、嚥下が苦手で胃拡張になりがちなチヨ独自の食事方法を取り入れている。

私はもともと手作り食にこだわりがなかった上にとてもじゃないけれどチヨのためになる食事を作る自信がなかったことと、同居犬たみが療法食による食事療法のおかげで腎臓病と長く付き合えたこともあり、超高齢になってからドッグフードに移行した。

ちなみにたみが腎臓食を食べなかった時、療法食の成分を真似して作ってみようと思ったこともあるものの、裏面の成分を見ただけでクラクラしてやめた。
本当に食べなかった時期は腎臓の負担になる成分を排除した一時的な手作り食で凌いだけれど、食べられるようになり、シリンジ食も受け入れるようになってからは完全に療法食のみ。

ツイッターの老犬仲間の中には、私がいただきたいくらい美味しそうな手作り食を作っている方もいて、もう尊敬しかない。犬さん達も穏やかな幸せそうな顔をしていて、愛情が伝わってきて、私もチヨたみにこんな風にしてあげられたらな…って思う。

でも私には出来ないんだ!(絶叫

出来ないのに、余裕ないのに無理してやったってろくなことがない。
私にはお料理スキルがないのだ!

手作り食は早々に諦めて、代わりにドッグフードには詳しくなった。サプリメントにも詳しくなった。食事療法にも。チヨたみに必要な情報限定だけど。

自分の犬に今何が一番必要なのか、自分がしてあげられること、一番優先すべきことは何なのかを考えたら、おのずと答えは出てくる。

私なりの答えは出せたと思う。
チヨちゃんはチヨちゃんらしく生きてるし、たみちゃんはたみちゃんらしく生き抜いたから。